SYNT発音コンテスト通信です。
◆このメールの内容の要約======
1. 3月15日〜4月7日までが学習期間です。
2. 課題文のお手本音声をご利用ください。
https://synt.co.jp/3rd_contest_limited
3. 音のプレゼンテーション講座の学習ページがご利用いただけます。
https://synt.co.jp/english-contents/pronunciation-contents
4. SYNT発音講座「音のプレゼンテーション」概略
5. 過去コンテスト入賞者のbefore-"middle"
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みなさま、こんにちは。
佐々木です!お元気ですか!
僕は当直明けに帰るタイミングを逃しました!
本当は昨日に発信するはずだったのですが、仕事の都合がつかずそのまま当直に突入し、帰るタイミングを逃したので配信が一日遅れてしまいました。申し訳ありません。
みなさまのbefore音声受け取りました!お疲れ様でした。
いつにない高い提出率で少し驚きました。ありがとうございました。
あのMさんもメンバーの地道な声かけによりしっかり出してくださいました。嬉しいかった。
提出いただいた音声ファイルは今後の配信に使用させていただきますのでご了承ください。(配信での使用を希望されない方はinfo@synt.co.jpまでご連絡ください。)
これから学習期間がスタートします。
発音を学び、成長し、その成長度と到達地点の高さを競っていただきます。
みなさま、優勝を目指していただきます。
学習期間は、
SYNT発音講座「音のプレゼンテーション」
を中心に発音の練習に取り組んでいただきます。
以下に、課題文のお手本音声と、発音講座「音のプレゼンテーション」を配布いたします。コンテスト期間を通して完璧にしてください。
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コンテスト参加者ページ:https://synt.co.jp/3rd_contest_limited
(課題文の練習用音声、課題文のPDFファイルあり)
講座「音のプレゼンテーション」:https://synt.co.jp/english-contents/pronunciation-contents(パス:メールにて)
(音のプレゼンテーション講座の受講はこちらから)
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この講座のゴールは、
「自然で聞き取りやすい発音を身につけること」
です。
「自然」かつ「聞き取りやすい」という二点がポイントです。
(ちなみに「美しい」は必ずしもゴールに設定していません。)
before音声の中で「自然で聞き取りやすい」というレベルに達している方はいませんでした。
では、自然で聞き取りやすい発音の習得には何が必要なのか。
この講座の獲得目標の前半半分を提示します。
===【I-1の獲得目標】===
《大項目》
Enunciationができること
[r]と[l]の違いを理解していること
thの音を適切に発音できること
[f]と[v]を適切に発音できること
[ae]の音を適切に発音できること
有声音と無声音の違いを理解していること
[si], [∫i], [θi]の3つ音を理解していること
リンキングができること
リダクションができること
True [t], Flapped [t], Vanishing [t]を理解していること
〈小項目〉
[t]&[d]を適切に発音できること
空気の振動音を伴ってthの音, [f],[v]が発音できること
[z]を適切に発音できること
[b]&[p]を適切に発音できること
[m]を適切に発音できること
[n]& [ng]を適切に発音できること
[h]を適切に発音できること
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大項目は、皆さんの発音が「通じるために」必要な発音です。
I-1の大項目を習得すると皆さんの英語は「通じる」ようになります。
しかし、これだけでは「自然な」とか「聞き取りやすい」
というレベルまでは到達できません。
(なお、小項目は今はスルーでいいです。)
そして、この講座のI-2では
新田祐士さんの「オファーと信頼残高」
フェルディナンド・ソシュールの「聴覚映像」
という概念を導入して、言語コミュニケーションにおいてやりとりされている「エネルギー」について考えていきます。
発音の良し悪しによって、
聞き手からエネルギーを奪ったり、
聞き手にエネルギーを与えることができるのです。
さて、
I-2の獲得目標はこちら。
===【I-2の獲得目標】===
オファーと信頼残高の概念を理解してること
聴覚映像の概念を理解していること
文意の伝達において品詞が担う役割について理解していること
「音素の視点」で音のプレゼンテーションを考えることができること
「語の視点」で音のプレゼンテーションを考えることができること
「句・節の視点」で音のプレゼンテーションを考えることができること
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I-2では、「自然で聞き取りやすい発音」を身につけてもらいます。
これによって、
「速く話しているのに聞き取りやすい」という状態が実現します。
聞き手に優しく、コミュニケーションを円滑にする発音です。
聞き手を疲れさせず、話に耳を傾けてもらうというのはプレゼンテーションに他なりません。
つまり、この講座を発音を学ぶと、プレゼンが上手くなります。
かくして、講座のタイトルが、「音のプレゼンテーション」となるのです。
I-1で「通じる」発音を身につけるチャプター。
I-2が「自然で聞き取りやすい」発音を身につけるチャプター。
講座の全体像はつかめましたでしょうか?
このメールだけではなかなか難しいかもしれませんが、千里の道も一歩からです。
I-1は個々の発音や原則を徹底的に身体に落とし込む訓練をする場所です。
決して楽ではないかもしれませんが、真剣に向き合った分だけ、後で大きな花を咲かせることができます。
がんばりましょう!
次号から講座の解説を初めていきます。
まずはEnunciationについて解説します。
発音講座の一つ目のテーマです。
Enunciationによって発音が1週間で生まれ変わった方の音声を添付しておきます。
コンテスト参加時のbefore音声と、コンテスト2週間経過時のmiddle音声です。
SYNT第1回コンテスト第3位のChiさんです!どうぞ!
それではまた近々〜!
P.S.
このメールに返事を募集します。みなさまの感想は、コンテストを良り盛り上げますので。
先着一位の方には、その方のbefore発音を分析してフィードバックさせていただきます。